技術提案型企業として、お客様からの「こんなことできないかな」という言葉に応えるためにこの研究所は存在しています。無理難題もなんでもご相談ください。
研究室
新しい表面処理研究所の土台となるビーカーワーク主体の研究室。
試作室
スケールアップした設備で研究から得た可能性を安定生産へと導く試作室。
表面改質室
めっきだけでなく、新しい皮膜や新しい工法など次世代の表面処理を模索する表面改質室。
環境試験室
社会に求められる技術にするために環境性能評価は重要な要素です。
環境有害物質を含まないめっき皮膜や、環境にやさしいめっき工程の技術開発。
「鉛フリー」はんだめっきとして独自開発をした環境対応性の高いめっき技術。はんだ付け性とウィスカーの抑制に優れ、豊富な量産実績もあります。
特徴：
・ウィスカー抑制能力
・実装後の加熱変色を抑制
・良好なはんだ付け性
・センターキャリア品への加工も可能
ウィスカー対策の決定版とも言えるめっき技術。経済産業省より「サポートインダストリー」認定を受け技術開発。あらゆるめっき工法に対応可能です。
特徴：
・高いウィスカー抑制能力
・良好なはんだ付け性
・低挿入力（スズ リフローめっき比50％低減）
環境に配慮した3価クロム化成処理を他社に先駆けて導入し、15年以上の実績があります。ユニクロ、有色および黒色など、様々な外観に対応可能です。
特徴：
・高い環境対応性能
・殺菌性、耐食性に優れる
・豊富な加工実績
・豊富な外観対応
めっきが不可能、困難と言われる素材にめっきをするための技術開発。
経済産業省より新連携事業として認定。軽量でリサイクルに適したマグネシウム素材の欠点を補う、高い「耐食性」の皮膜を持たせる技術開発に成功。
特徴：
・高耐食性
・環境にやさしいプロセス
・どんなめっきも可能
ナノ～ミクロンサイズのカーボン系・樹脂系および金属系微粒子の1粒1粒にめっきを施し新機能材料の開発などに貢献する技術です。
特徴：
・カーボン系、樹脂系など様々な材料に対応可能
・ナノサイズの粒形まで対応可能
・どんなめっきも可能
経済産業省より「サポートインダストリー」認定を受けた開発。特殊な手法で、900℃の耐熱環境下においても、高いめっき密着性の確保が可能に。
特徴：
・高密着性
・高耐熱性
・どんなめっきも可能
これまでになかった表面特性を持っためっき皮膜の技術開発。
青竹のような"硬さ"と"しなやかさ"を備えたオリジナル銀めっき。バッチ式とフープ式で生産可能。
特徴：
・高折り曲げ密着性
・高硬質性（低経時劣化性）
・高生産性（フープめっき可）
・部分めっき可
"析出"を制御することにより、表面積が大きくなる多孔性（ポーラス状）表面形態を実現。表面粗さと比表面積が大幅に向上したニッケルめっきです。
特徴：
・表面粗さの向上
・比表面積の増大
・高い表面円滑性
金や銀など高価な貴金属めっきの省資源化と低コスト化につながる技術開発。
必要な部位にだけ貴金属めっきを施す技術。不要な部位の貴金属を省くことで製造コストを下げるとともに、省資源化に貢献する技術です。
特徴：
・必要な部位だけめっき可能
・高いエリア精度（寸法誤差0.25mm以下）
・貴金属の省資源化（当社比1/10）
・成型品も対応可能
ストライプ状に高いエリア精度で金およびニッケルめっき加工を施す技術。複雑な形状のものにもニッケルバリア形成が可能に。
特徴：
・ストライプめっき
・高いエリア精度（Ni幅0.5±0.2mm）
・端面までめっき加工可能
・成型品も対応可能
| 1998年～2003年 |
半田めっきの代替としてスズリフローめっきの独自開発に着手し技術確立する |
|---|---|
| 2000年～2001年 |
「鉛フリーはんだめっき基礎研究」で中小企業総合事業団から補助金の交付採択 |
| 2002年 |
「精密部分金めっき加工」で岡山県・岡山市から補助金の交付採択 |
| 2003年～2006年 |
精密部分金めっき技術を確立する |
| 2003年～2005年 |
「マグネシウムへのめっき①」で中国経済産業局から地域新生コンソーシアム事業として委託金の交付採択 |
| 2004年 |
「ウィスカーフリー鉛フリーはんだめっき加工」が岡山県「岡山・わが社の技」認定を受ける |
| 2005年～2008年 |
「マグネシウムへのめっき②」で中国経済産業局から異分野連携新事業分野開拓計画（新連携）として補助金の交付採択 |
| 2005年 |
「IT機器向けマグネシウム合金製ボディーの革新的製造技術の開発と実用化」が「第１回ものづくり日本大賞優秀賞」を受賞 |
| 2006年～2010年 |
「モノクリスタルスズめっき（環境対応型鉛フリーめっき）の開発」で中国経済産業局から戦略的基盤技術高度化支援事業（以降サポイン）として委託金の交付採択 |
| 2009年 |
「IT機器向けマグネシウム合金製ボディーの革新的製造技術の開発と実用化」が「おかやま産学官連携大賞」を受賞 |
| 2009年～2010年 |
「グラファイトへのめっき」で中国経済産業局からサポインとして委託金の交付採択 |
| 2013年 |
「オーエム産業株式会社 表面処理研究所」を第１工場７階に開所 |
| 2013年～2014年 |
「アルミニウムへのコールドスプレー法」で経済産業省から平成２４年度ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金（以降ものづくり補助金）として補助金の交付採択 |
| 2014年～2015年 |
「大電流コネクタ端子への硬質銀めっき」で栃木県から栃木未来チャレンジの交付採択 |
| 2015年～2018年 |
「ガラス基板へのめっき」で中国経済産業局からサポインとして委託金の交付採択 |
| 2018年～2019年 |
「高速銅めっき」で岡山県から平成２９年度ものづくり補助金として補助金の交付採択 |
