無電解ニッケル-リンめっきは、金属、炭素系素材などの導電性素材はもちろんのこと、プラスチック(樹脂)、セラミックス、 紙、繊維などほとんどの非導電性素材に導電性を付与できます。電気めっきではないので、製品 形状に関係なく、内面や微細孔など、どの部分のめっき厚みも均 一。寸法精度が特に優れています。セラミックデバイスや、セラミックコンデンサなど多くの電子部品(電極形成)に利用されています。
めっき種類 | 特長 | 特性値 |
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Ni-P含有率 ~5% (低リン) |
・密着性改善(ITO基板、ポリイミド、ガラス) ・耐アルカリ性 ・硬度(as plate Hv=700,熱処理後 Hv=800~900) ・耐薬品部品 |
Pbフリー |
Ni-P含有率 5~10% (中リン) |
・優れた耐食性 ・硬度(as plate Hv=500,熱処理後 Hv=800~1000) ・鉄系シャフトやピストン、プラスチック部品(導電性付与)、接点、基板など汎用性が高い |
Pbフリー |
Ni-P含有率 10%~ (高リン) |
・耐酸性 ・非磁性(熱処理後) ・ハードディスク基板の下地めっき、チップ抵抗 |
Pbフリー |