電気・電子部品は、多数の微小部品から構成されておりますが、接合・結合部(電気接触部)では、接触抵抗が小さく、耐食性や摺動性、耐摩耗性などが良好であることがキーポイントです。
めっき種類 | 特性値 | 用途 |
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金‐コバルト合金めっき (0.1~1%のコバルト) |
・接触抵抗 0.58~0.62mΩ ・Hv 150~180 (接点用) ・耐食性 唯一酸化しない金属 ・コストが高いのが唯一の欠点 |
・各種接点 ・スイッチ ・コネクタ |
ロジウム(Rh)めっき | ・Hv800~1000 ・低接触抵抗 ・王水(1硝酸3塩酸)にも溶解しないほど耐食性や耐酸化性が良好。 |
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パラジウム(Pd)系めっき | ・硬度 パラジウムめっき Hv 200~250 パラジウム‐ニッケル合金めっき Hv 330~380 ・電気抵抗値 パラジウムめっき 8.6 mΩ パラジウム‐ニッケル合金めっき 10mΩ |
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銀めっき | ・Hv110~130(硬質) ・電気伝導性は優れていますが、唯一の欠点は変色しやすいこと。 |
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ニッケルめっき、スズめっき | ・低コストのため、金めっきの代替として利用されています。 ・スズめっきは柔らかいため、抜去が100回以下で、最大接触抵抗が10mΩ程度のニーズに適合しています。ニッケルめっきは適度に硬質なため、無光沢および半光沢ニッケルめっきが利用されています。 |