ニッケル-タングステン合金めっき

ニッケル-タングステン合金めっきは、耐強酸、耐ハロゲンアタック性、耐高温凝着性、耐熱性など、耐熱耐酸耐摩耗性などに優れた特性を持っており、クロムめっきの代替めっきとしても利用され始めています。

ニッケル-タングステン合金めっきの特長(特性値)

  • ・20wt%以上のタングステン含有量。(高濃度の塩酸、硫酸、ふっ化水素酸および硝酸にも侵されない)
  • ・44wt%タングステン合金めっき(めっきのまま Hv 600、熱処理(700℃)により Hv 1350、耐熱性に優れている)
  • ・耐熱性:600℃の高温でHv 950を維持。(約600℃で連続使用されるガラス鋳型として利用されている)

採用事例

ニッケル-タングステン合金めっき

ニッケル-タングステン合金めっきの高温硬さ